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浜松ホトニクス
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微弱な信号の、重要なメッセージ


浜松ホトニクスは微弱な遅延発光を、環境計測のツールにする。


遅延発光


「ネイチャー」2007年3/8号・3/14号・4/12号・4/26号掲載〔日本語抜粋〕

熱ストレスをかけた葉の遅延発光分布
葉の外観(左上の写真)はとくに変化はないが、遅延発光の二次元画像を見ると、熱ストレスのかかった右上部分は光合成能力がなくなっているのが分かる。(二次元画像の各輝点は、遅延発光のシングルフォトンを示している)

工業や農業では、1万を超える化学物質が使われ、河や大気、土壌に流れています。これらは環境に、あるいはわれわれ人間に害がないのでしょうか。これらの影響を調べることは、人類にとって差し迫った課題です。 このような評価のひとつとして、化学物質に浸けられた緑藻の成長を見る方法が採用されています。しかしこれは、時間と労力を必要とします。

これに対して、かなり以前より、緑藻とはじめとする動植物の「遅延発光」(「遅延蛍光」とも言う)が、それらの「健康状態」と密接に関係することが知られていました。遅延発光とは、励起光による生体からの発光の一種で、光合成の電子伝達系から発生しています。つまり、化学物質によって光合成能力が変わると、発光も変化するはずです。

浜松ホトニクスは、遅延発光を応用した迅速で簡単な検査法を提案します。化学物質の緑藻への影響調査はこれまで数日を要していましたが、この遅延発光によって、数時間あるいは1時間以下に短縮される可能性があります。

遅延発光はきわめて微弱なため、これまであまり研究されてきませんでしたが、浜松ホトニクスはその高感度計測技術によってこれを可能にします。

浜松ホトニクスは、光技術で、様々な問題に挑戦していきます。

励起光をカットした後の、0.1秒~50秒の緑藻(Pseudokirchneriella subcapitata)の遅延発光の変化。左は緑藻をシマジン(除草剤)に浸けた場合、右は3,5-ジクロロフェノール(殺菌剤)に浸けた場合。曝露時間はいずれも15分。

英文版のネイチャーに掲載された広告のPDF(英文)はこちらからご覧いただけます。



関連論文

Rapid ecotoxicological bioassay using delayed fluorescence
in the green alga Pseudokirchneriella subcapitata
,
Water Research, Volume 40, Issue 18, October 2006, Pages 3393-3400

関連ページ


 
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