光電子増倍管には大きく分けてサイドオン型とヘッドオン型があります。サイドオン型は被測定光をバルブの側面より入射するタイプ、ヘッドオン型はバルブ頭部より入射するタイプです。一般的に、サイドオン型は比較的安価で高いゲイン(増倍率)を得やすいため、分光光度計や一般的な測光システムに広く使われています。一方、ヘッドオン型は透過型の光電面が入射窓の内側に直接つけられているのが特長で、反射型光電面を持つサイドオン型に比べユニフォミティに優れています。また、ヘッドオン型はその受光面の大きさを数10 mm2から数100 cm2まで広く選ぶことができます。その他、高エネルギー物理学実験のために開発された大口径かつ広い角度で光を捕らえることが可能な半球型光電子増倍管もあります。 |