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温度モニタリング機能付きレーザ加熱装置


L10060


温度モニタリング機能付きレーザ加熱装置

LD-HEATER L10060は、自社開発したファイバ出力型半導体レーザ(LD)ユニットと駆動装置、温度モニタリング機能を搭載したコンパクトで高機能なスポット加熱装置です。樹脂溶着・はんだ付け・熱処理など”光加熱”を必要とする様々な加工用途でご使用いただけます。L10060は加工対象に局所加熱かつ無振動加工のため、加工周辺部への熱影響が少なく、加工品の外観がきれいな上、振動による悪影響を与える事もありません。
また、従来問題であった加工状態の管理も、搭載された温度モニタリング機能により解決しています。加工状態は加工点の温度と密接な関係があるため、加工点の温度(入熱量)を非接触で再現性良く測定することで、リアルタイム加工制御を可能にしています。


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特長
●高信頼性
  自社開発ファイバ出力型LDユニット搭載
●高機能
  加工点温度モニタリング機能を搭載、コンピュータ制御可能、各種安全機能付
●省スペース/省エネルギー
  省設置面積を実現したタワー型コンパクトボディ、環境に優しい省エネ設計
●高精度
  LDユニットを加工点温度測定に最適化
●高再現性
  加工点温度データを用いた加工状態管理により、再現性の高い加工が可能
用途
●レーザ樹脂溶着
●ハンダ付け
●ロウ付け
●熱処理 等

 L10060
PDFプレゼント中! 「レーザー樹脂溶着ハンドブック」

   1. レーザ樹脂溶着法について
   2. レーザ樹脂溶着法のメリット
   3. 温度モニタ機能について
   4. 温度モニタ機能のメリット
   5. レーザ樹脂溶着導入のモデルプラン


請求方法
メールでのお問い合わせの「資料請求」をクリックし、お問い合わせ内容欄に、「レーザー樹脂溶着ハンドブック希望」と記入してください。

折り返しレーザ樹脂溶着ハンドブック(PDFページ)をお送りさせていただきます。

※マイアカウントをお持ちでない方は、お客様情報を入力していただく必要がございます。

リアルタイム温度モニタリング機能搭載。
加工・計測同軸光学系の採用により、再現性の高い加工・制御を実現!


LD-HEATER L10060は加工点の温度を計測する機能を有しています。同軸光学系(レーザ照射と温度計測の光軸を合わせた)を採用したレーザ集光ヘッドを用いることで、レーザ光による樹脂溶着等の加熱加工とその加工点温度モニタリングを、同時に再現性良く行うことができます。温度データを用いた加工状態管理により再現性の高い加工が実現し、これまで困難であったインラインでの加工状態管理が可能になります。

レーザ加熱・温度モニタリングの原理






温度計測方法 2色法

すべての物体は、その温度に応じた電磁波(光)を放射しています。2色法は、その放射している光から任意の2波長を選んで検出し、それらの信号出力の比から物体の表面温度を求める方法です。物体から放射される電磁波と温度には一定の関係がありますが、それぞれの物体は放射率が異なるため、放射強度の計測だけでは安定した温度情報が得られません。そのため本製品では、隣接する波長での分光放射率は同じであるという仮定(灰色体仮定)を採用し、2波長の信号出力比から表面温度を求めています。これにより、放射率の不明な物体でも表面温度を計測することができます。本製品は、黒体炉を利用して温度校正されています。







レーザ光出力の他、各種設定もPCからの簡単操作。
加工時の温度モニタリング結果をリアルタイムで画面表示!


LD-HEATER L10060は、PCで制御可能です。レーザのON/OFF、出力設定等を簡単に操作できます。レーザを「ON」にすると、レーザ照射と温度モニタリングを同時に開始し、画面のグラフ上に加工点温度モニタリング結果とレーザパワーがリアルタイムで表示されます。また、温度モニタリングデータを自動的に保存することができます。


■LD-HEATER操作画面
プログラムモード マニュアルモード
プログラムモード マニュアルモード



◇応用例:レーザ樹脂溶着への応用

レーザ樹脂溶着の原理

加工点温度モニタリングデータが、品質管理の一翼を担う!

LD-HEATER L10060による樹脂溶着加工での最大のメリットは、加工点温度データが取得できる点です。この温度データによって溶着不良等の検出、溶着強度の予測等が容易に行え、加工条件の数値化が可能となります。
これにより加工信頼性が向上するだけでなく、品質管理を行う際の管理基準も策定可能となります。
樹脂溶着の様子
樹脂溶着の様子三角


レーザ樹脂溶着が可能な樹脂
結晶性樹脂
非結晶性樹脂
6ナイロン・66ナイロン・芳香族ナイロン
ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート
ポリアセタール・ポリプロピレン・ポリフェニレンサルファイド etc.
ポリカーボネート・ABS樹脂・アクリル樹脂
ポリアリレート・ポリエーテルイミド etc.

■樹脂溶着サンプル
PBT
PPS
PC
ポリブチレンテレフタレート
(PBT)
ポリフェニレンサルファイド
(PPS)
ポリカーボネート
(PC)



◇仕 様

項目
仕様
30 W タイプ
150 W タイプ
レーザ部
レーザ種類
半導体レーザ(LD)
発振形式
連続(CW)
発振波長(25 ℃)
940 nm(or 810 nm)
ピーク波長精度(25 ℃)
±20 nm
最大スペクトル幅(FWHM)
20 nm
最大出力※1
30 W
150 W
レーザ期待寿命
10,000 時間
レーザ導光用光ファイバ
ファイバコア径
800 μm
ファイバ開口数(NA)
0.2
ファイバ長
5 m
ファイバコネクタ
D-80 LKA(三菱電線工業)
冷却方式

空冷
水冷
制御部 安全機能
非常停止スイッチ、インターロック
制御装置
PC(RS-232C 接続)
一般定格 定格電源電圧
100 V AC ~240 V AC (50 Hz / 60 Hz)
消費電力
800 V・A 以下
800 V・A 以下 ※2
使用温度範囲
15 ℃ ~ 35 ℃
使用湿度範囲
60 %Rh 以下(結露なきこと)
保存・移動温度範囲
0 ℃ ~ 60 ℃
外形寸法(W × D × H)
240 mm × 540 mm × 540 mm
質量
35 kg
33 kg ※2
※1 ファイバ端出力で測定
※2 冷却器を除く

●本資料の記載内容は平成19年1月現在のものです。
製品の仕様は、改良等のため予告なく変更することがあります。

PDF掲載中! 「レーザー樹脂溶着時の加工点温度モニタリング」 (527kB)
 1. はじめに
  2. 光による温度計測
   2.1. 光による温度計測の有効性
   2.2. 温度計測原理
   2.3. プラスチックのレーザー溶着法への放射温度測定適用
  3. 実験方法
  4. 実験結果及び考察
   4.1. 理想的な状態における温度測定結果
     4.1.1. ポリカーボネート(PC)の温度測定
     4.1.2. ポリブチレンテレフタラート(PBT)の温度測定.
   4.2 溶着不良の検出
  5. おわりに
プラスチック成形加工学会誌「成形加工」第18巻、第6号(2006年6月)に掲載、転載許諾済み








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