
私たちは「光」が産業創成の鍵を握ると考えています。

物質を構成する分子の中に潜り込んで、物質を物質たらしめているもの。それが「光」です。この世界の成り立ちと密接に関わっていながら、いまだ未知未踏に満ちている光。その追求によって得られる知見は、私たちに、より本質的な意味での世界の景色を見せてくれるに違いありません。浜松ホトニクスは「光」の追求によって、人類の未知未踏を開拓し、産業創成への足がかりを築いてまいります。



原子核(陽子)の周りを回る電子には、光子がもぐりこんでその軌道を制御しています。 |
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光は物質の糊である

原子核と陽子の周りを電子が回って分子が成立します。水素原子の場合、原子核は1つの陽子でできており、陽子はプラス、電子はマイナスですから、自然の法則にしたがえばプラスとマイナスは引き合って分子はつぶれてしまう。ところがそうならないのは、電子の中に光子がもぐりこんで電子の軌道を制御しているからなのです。万物の構成単位である分子が光によって形を維持している。逆に言えば、光をコントロールすることで物質を根源から作り直したり、これまでにない新たな物質の創造が可能になると考えられます。 |

光の性質は“波であり粒である”

ある時は、電子の中にもぐりこむ“粒”としての光子。またある時は“干渉”という波の特徴を示す光。光は、波と粒の両方の特徴を持つ不思議な存在です。“粒”ですから1つ1つの光子は識別できるはずですし、連続した“波”ですから極限まで分割した時間単位の中にも存在しているはず。そんな命題を現在の光技術は証明し始めました。波であり粒である。その双方の特徴を利用して、光の活用が進んでいます。


光は眼に見えない範囲にも広がっている

私たちが目にすることができる光は0.4~0.7マイクロメートルの波長域にある可視光です。虹の7色に相当するこの領域の短波長側(紫色の外側)には、紫外線、X線、γ線があり、長波長側(赤色の外側)には赤外線、遠赤外線、そして電波があります。人類が目にしたことのない範囲に、可視光を超える幅広い光の波長域が存在している。光が未知未踏の領域であるという理由はこれ1つとっても明白です。浜松ホトニクスは肉眼で見えない光をとらえる様々な検出器を開発し、不可視の領域を覗きこむ人類の“目”として提供しています。





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