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大阪大学レーザー核融合研究センターと共同で世界最大のピーク出力250メガワットLD励起全固体レーザーを開発
~NEDO基盤技術研究促進事業の中間成果~
2004年1月
当社は、NEDO基盤技術研究促進事業を大阪大学レーザー核融合研究センターと共同で実施し、世界最大のピーク出力250メガワット・5ジュール、パルス幅20ナノ秒、繰り返し10ヘルツの高出力半導体レーザー励起全固体レーザーシステムを開発しました。
この高ピーク出力全固体レーザーシステムは、産業応用を狙って開発したもので、当社が開発した世界最大のピーク出力290キロワット高出力半導体レーザー(以下LD)モジュールを採用することによって、小型な上に産業応用に向く大出力で高繰り返し、高密度な特性を実現しています。これにより、産業界に普及しはじめているフラッシュランプ励起レーザーのもつ、繰り返し、信頼性、安定性、ランプ寿命、コストパフォーマンスなど多くの課題を同時に解決しています。
また、このレーザーシステムは、ピーク出力10ギガワット(以下GW:10億)の全固体レーザーを視野に入れて、スケール拡大則(レーザーパワー増大に適応できる設計法)にしたがって設計・開発したもので、今後2年以内に本事業で開発するピーク出力1GWの全固体レーザー開発にも目処がつきました。
このレーザーシステムによって、レーザーアブレーション(蒸散)による非熱加工、レーザーピーニングによる金属表面の硬化、原子炉内壁(シュラウド)の高耐久化、ナノ微粒子の生成ができ、1GWや10GWが実現すればコストパフォーマンスの良い大量生産にも向いた加工が可能になります。さらに、将来的には廃棄物処理や物質変換・改変などの産業創成が大きく促進されるものと期待されます。
また、10GWの全固体レーザーは、大阪大学レーザー核融合研究センター(以下、阪大レーザー研)が進めている、未来のエネルギー源である核融合発電炉用レーザー装置の基本単位のモジュールとして活用されることが計画されています。
発表記事全文PDF
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