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システム事業部

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技術紹介


赤外線を用いた観察例

赤外線を用いた観察例
柱絵(京都市法界寺阿弥陀堂)の撮像例
(写真提供: 東京国立文化財研究所 三浦定俊様)

広波長領域にわたる検出技術
(目には見えない光まで検出)


光の波としての性質 (波動) を表すのに「波長」が用いられます。波長は光が1回振動する間に進む距離であり、 nm (ナノメートル:10-9 m) の単位を多く用いています。私たちが目で見ている光は、光の中でごく限られた範囲でしかありません。その範囲は約400 nm~700 nmで、可視域 (または可視光) と呼ばれています。その他の目には見えない光 (領域) の中に通常では得られない数多くの情報が隠されています。弊社では、X線~赤外線まで広い範囲の光を検出・画像化するシステムを開発しています。

超高感度検出技術
(フォトンカウンティング撮像)


光は光子と呼ばれる粒の集まりです。日常の生活環境では光子が満ち溢れ、室内の明るさ (200ルクス~400ルクス) では約200兆個の光子が降り注いでいます。それが月のない星明かりの夜では1000分の1ルクス、さらにずっと暗く肉眼ではとても見ることのできない極微弱光領域と呼ばれる領域では、数億分の1ルクス以下しかありません。ここでは、光子が1秒間に1平方ミリメートルあたり数個しか飛んできません。1つの光子から得られる信号はあまりに小さく、一般の高感度カメラでもとらえることはできません。フォトンカウンティング撮像は、光子1つ1つを高感度にとらえ、しかもその入射位置を正確に検出し、信号を蓄積することで画像を得る技術です。1秒間にほんの数カ所輝点としてしか表れない光子も一定時間蓄積することにより、明るさの分布が生まれ画像として観察することができます。
フォトンカウンティング撮像例 ヤングの干渉縞実験

フォトンカウンティング撮像例 ヤングの干渉縞実験
極微弱光領域での干渉縞実験。光が波と粒の性質を合わせ持つことを証明。
フォトンカウンティング撮像例 人物像

フォトンカウンティング撮像例 人物像

ストリークカメラの動作原理

ストリークカメラの動作原理

超高速検出技術(ストリークカメラ)


超高速光現象の測定装置としてストリークカメラがあります。ストリークカメラは一般のカメラのように実像を撮るものではなく、光の強度がごく短時間に変化する様子をとらえる装置です。原理は、スリット状の入射光を光電面で電子に変換し、高速で掃引 (電子を上から下に振る) し、蛍光面で再び光の像に戻します。それにより、時間に従って変化する入射光の強度変化が、上から下に変化する輝度変化画像として観察することができます。弊社では、現在0.2ピコ秒 (200フェムト秒) の時間分解能をもつストリークカメラを商品化しています。

システム事業部が取り扱う製品群についての詳細は「製品情報」にあるページをご覧ください。





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