レーザ植物工場への応用

レーザ核融合によって電力生産コストを抑えた非常に安価な電力を供給することができれば、レーザ植物工場の夢も実現可能になることでしょう。今世紀半ばに予想される人口の爆発的増加を前に、食糧不足は人類が直面する大きな脅威です。半導体レーザを利用した植物工場技術が確立できれば、農地不足を解消し、単位面積当たりの食糧生産高が飛躍的に向上することでしょう。当社では半導体レーザの開発とあわせて植物生育における光環境の研究を推し進めており、植物の生育に必要な波長だけを半導体レーザで照射し、イネをはじめとした植物の育成実験を行っています。またレーザ植物工場は食糧だけでなく、枯渇していく化石燃料に替わる工業原料生産にも可能性を広げています。自然環境に左右されない植物生産方法の実用化に向けて、レーザ核融合の実現とそれにともなう高効率、高出力半導体レーザの開発は重要な要素といえるでしょう。

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