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エネルギー・資源・環境


産業の発展に伴い、大気、水等私たちを取り巻く自然環境の汚染が深刻な問題となっています。それら汚染物質を高精度で分析する環境分析分野では、光を応用した各種分析装置が数多く用いられ、当社の製品がキーデバイスとして活躍しています。また、化石燃料の枯渇といったエネルギー、資源問題の解決も急務とされており、現在研究・開発を進めています。


高出力半導体レーザ

高出力半導体レーザ

レーザ核融合


化石燃料の枯渇、化石燃料の燃焼による大気中炭酸ガス濃度の上昇といったエネルギー、環境問題の解決が急務とされています。そのような中で夢の次世代エネルギー源として世界各国で研究開発されているのが「レーザ核融合発電」です。核融合とはプラスの電荷を持った原子核同士を衝突させて、その莫大な反応エネルギーを取り出すものです。核融合に使われる原料は海水中に無尽蔵にあるばかりでなく、地球環境を乱すことのないクリーンで安全性の高いエネルギー源として多くの可能性を秘めています。レーザ核融合用の大出力レーザとして、大阪大学レーザー核融合研究センターが世界最高出力の半導体レーザ励起固体レーザの研究を推し進めており、当社はその励起用の高出力半導体レーザを共同で研究開発しています。レーザ核融合による夢のエネルギーの実現に向け、光技術に寄せられる期待は高まっています。


レーザ植物工場への応用


レーザ核融合によって電力生産コストを抑えた非常に安価な電力を供給することができれば、レーザ植物工場の夢も実現可能になることでしょう。今世紀半ばに予想される人口の爆発的増加を前に、食糧不足は人類が直面する大きな脅威です。半導体レーザを利用した植物工場技術が確立できれば、農地不足を解消し、単位面積当たりの食糧生産高が飛躍的に向上することでしょう。当社では半導体レーザの開発とあわせて植物生育における光環境の研究を推し進めており、植物の生育に必要な波長だけを半導体レーザで照射し、イネをはじめとした植物の育成実験を行っています。またレーザ植物工場は食糧だけでなく、枯渇していく化石燃料に替わる工業原料生産にも可能性を広げています。自然環境に左右されない植物生産方法の実用化に向けて、レーザ核融合の実現とそれにともなう高効率、高出力半導体レーザの開発は重要な要素といえるでしょう。

イネの栽培実験

イネの栽培実験

重水素ランプ

重水素ランプ

大気/水質分析


吸光、蛍光等光の特性を利用して、大気や水中に含まれる汚染物質を分析し、環境測定を行っています。またレーザーレーダを利用してオゾン層等を観測する大気観測でも光技術が活躍しています。これら環境分析装置には、重水素ランプ、キセノンランプ、ホローカソードランプ、光電子増倍管、フォトダイオード、化合物光半導体受光素子等が用いられています。


その他の分析装置


環境分析では、物質の成分や性質等の非常に高精度な分析技術が必要とされています。質量分析装置やクロマトグラフ、そして分光光度計等をはじめとした各種光分析機器にも電子増倍管、光電子増倍管、重水素ランプ、マイクロチャンネルプレート(MCP)、各種イメージセンサ、フォトダイオードアレイ等が数多く用いられています。また、分光光度計とマルチチャンネル検出器を組み込んだ分光測光装置(PMAシリーズ)も用いられています。

分光測光装置(PMAシリーズ)

分光測光装置(PMAシリーズ)




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